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「動く市政教室」で県民会館の建物としての意義をご紹介

2023.5.16

 新潟市の「動く市政教室」に応募された18名の市民の皆様が今日県民会館を訪れました。今回は「新潟島 建物がたり」というテーマで、新潟島にある工法やデザインが高い評価を受けている建築物として、新潟県民会館、新潟市美術館、新潟市体育館を巡られました。

 県民会館では、新潟地震の義援金を使って「震災復興記念 新潟県民会館」として、震災から3年後の昭和42年にオープンしたという生い立ちや、建築音響工学の先駆者としても有名な佐藤武夫の設計によるものであることの紹介を皮切りに、建物の内外を案内させていただきました。佐藤武夫は、日本建築学会の会長も務めた建築家です。新潟県民会館は、日本建築家協会から、「25年以上の長きに渡り、建築の存在価値を発揮し、美しく維持され、地域社会に貢献してきた建築物」に送られる、「JIA25年賞」を2014年に受賞しています。

 建築物としての見どころに加えて、これまでの改修の歴史、大ホールのバックヤードの見学や、館内内外にあるパブリックアートの紹介もさせていただきました(パブリックアートに関しては、ホームページの「フロアガイド・設備」で紹介しています。)次に、県民会館にお越しの際は、ぜひ建物にも注目してみてください。

 

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